【日本語教師の給料】2022年1月調査

みなさん、こんにちは!めがねです!
以前、YouTube視聴者からこのような質問をいただきました。

日本語教師の給料はどれくらいですか?
一人暮らしできるか不安です。

めがね
めがね

そうですか、分かりました。

まずは給料の相談感をお伝えしますね。

本記事の信頼性


本記事を書いている私は日本語教師歴9年です。
日本語教師としてはたらくかたわら、日本語教育に関する情報を発信しています。
こちらのブログを読むことで、実際どのくらいの給与がもらえるのかイメージがつきます。

2021年10月〜2022年1月までに掲載されていた全国約34校情報をエクセルデータでまとめました。
これから日本語教師として仕事をしようと思っている方や、給料の相場感を知りたい方におすすめの内容です。

今回はこちらの流れで日本語教師の給料に関してお話しさせていただきます。
前回の【2021年1月調査】よりどれくらい上下があるのか楽しみな記事となっています。

専任講師の平均月給

日本村さんや日本語オンラインを中心に検索しました。
専任講師の求人の合計は18校です。
こちらの情報の平均値となります。

月給 220,300円

昨年と今年で調べた結果をまとめると、日本語教師未経験の方は、大体22〜23万円辺りが初年度の月給になることが多いようです。
大卒、新卒の初任給に近い金額と言えますね。
年収にすると(12で掛け算)すると264万円です。

※こちらもあくまでスタートの月給、年収になります。日本語教育能力検定試験の有無や、日本語教師の経験や社会経験が認められれば、もう少し高い給与からスタートすることもあるでしょう。

また今回は18校中に7校が賞与支給と記載がありました。
内3校が年に2回の賞与有りと記載があり、昨年度の調べた結果よりも、賞与がある学校のパーセンテージが高くなっています。
賞与1か月分が年2回支給された場合、平均月収+2ヶ月分のボーナスで計算すると、約308万円の年収になります。



地域別の専任講師の月給

関東圏 236,200円
関西圏その他 208,300円

約3万円の違いです。
3万円の差は大きいですが、求人数が少ないので、参考程度にしておきたいと思います。

個人的な話をですが、私は大学が京都だったので、就職を関西圏で考えていました。
でも当時は、未経験で専任講師になるのは難しく、非常勤講師の求人が多くを占めていました。
まずは大阪で非常勤講師として働いていて、塾講師と居酒屋のアルバイトをしながら慌ただしい日々を過ごしていました。
その後、東京の方が留学生の人数も多く、チャンスを求めて、上京しました。

もしこの動画を見ている方で、近隣に日本語学校が少ない方がいれば、日本語学校が多い地域で活躍を目指すのも1つの手段だと考えます。
日本語教師になりたい気持ちが強い方はぜひ一歩を踏み出してもいいかと思います。

非常勤講師の平均コマ給

全国平均といってもここ3ヶ月のデータで16校分のデータにはなります。あくまでそちらの学校の平均にはなります。授業1コマの時間数45分や50分に関係ないこともご了承ください。

平均コマ給 1,778円

午前、午後どちらかで4コマ入れば、7,112円です。
一番高いコマ給が2200円です。

2,000円が次に多く、一番低かったのでも1,500円、1,600円でした。

こちら前年度(1,787円)と比べるとほぼ同じですね。9円だけ安いです。
昨今の非常勤講師の給料は安定して1700円台後半が相場となっているようです。午前、午後どちらかで4コマ(45分✖︎4)入ったとすれば、7112円、通しで1日8コマ担当された場合は、14200円になります。

オンライン日本語教師として仕事をしてみたい人や、もうすでに始めている人は、この1700円の相場より高いコマ給をもらえるように自分のコマ給を意識して時給を設定するといいでしょう。

地域別の非常勤講師のコマ給

関東圏  1,856円
関西圏他 1,665円

16校の少ないデータで、関東圏の学校が多かったので参考程度にはなります。
約200円の差ですね。今回は限られた地域での求人が多く目立っています。
私の地元が四国ですが、四国の学校の求人はありませんでした。
オンライン日本語教師であれば、地域関係がないので首都圏のコマ給を地方で稼ぐことが可能です。

○今記事のポイント!
・1778円 非常勤講師平均コマ給
・22万300円 専任講師平均月給

専任講師の月給は昨年より5千円程度安くなっていましたが、非常勤講師はあまり変わりありませんでした。
今回、求人を調べてみると、オンラインで在宅で日本語を教える求人が非常に多かったです。

私自身がオンライン授業の求人に応募したことがないので詳しくはわかりませんが、オンラインで教えるスキルを身につけることが今の時代大切だと考えます。
最後まで読んでいただきいただき誠にありがとうございました。

【日本語教師の給料】2022年調査『専任講師、非常勤講師の給料を詳しく解説』

【日本語教師の給料】2020年10月〜2021年1月の求人を調べました。



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この記事を書いた人

幼いころから日本語教師を目指していました。
日本語教育に関するブログ記事をまとめています。
・日本語教育学修士 主専攻修了
・日本語教育能力検定試験 合格
・日本語教師歴9年 主任経験有
よろしくお願いいたします。

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