みなさん、こんにちは。
YouTubeチャンネル「めがね日本語教育チャンネル」を運営している「めがね」です。
日本語教師を目指す方を全力で応援させていただいております。
さて、日本語教育能力検定試験の受験を考えている方にこんな方はいませんか?
日本語教育能力検定試験を受験したいけど、独学で合格できるか不安・・・
オススメの勉強方法や教材が知りたい!
私は独学で3ヶ月集中、そして合格しました。
おすすめ勉強方法と教材をご紹介します。
こちらのブログでは私が実践した勉強方法と詳しいスケジュール感、使用した教材をご紹介します。
試験まであと3か月程度しかなくてもまだ間に合います!
合格に向けてしっかり準備をしていきましょう。
独学の方への具体的なスケジュール【3か月】
今回は私の体験をもとに説明するので、フルタイムで働く社会人の方を想定してスケジュールを考えていきます。
学生の方や主夫・主婦の方は、さらに勉強時間を確保することできるかもしれませんね。
それでは詳しく説明していきましょう。
平日1日の勉強時間・スケジュール
こちらが私が合格した時の平日の勉強時間です。
7:30〜8:10 通勤時間(40分)
18:00〜18:40 帰宅時間(40分)
21:00〜22:00 自宅学習(1時間)
勤務時間は8:30〜17;30でした。
7月からは、毎日2時間以上は勉強していました。
仕事をしていながらでも、通勤時間をうまく使うことで、2時間の勉強時間を確保することができます。
これを毎日継続することが大切ですね。
この生活が1週間くらい続けると、割と習慣になっていきます。
次に勉強方法に関してですが、
通勤時間はYouTubeで日本語教育能力検定試験に関するインプットをどんどん増やしていきました。
当時は今とは違って少なかったですが、今は数多くの日本語教師YouTuberの方がいます。
無料で勉強できるので、ぜひ有益な知識をインプットする時間にしましょう。
ちなみに通勤時間を有効に使いたかったので、動画の再生速度は1.5倍にしていましたね。
通勤時間でも知識を積み上げできるので、本当におすすめです!
休日1日の勉強時間・スケジュール
休みの日は集中して5時間程度勉強する日もありましたが、
夜30分だけしかしていない日もザラにありました。
やはり授業準備もありましたし、休日はリフレッシュすることも大切ですしね。
平均して2〜3時間勉強していました。
何度も言いますが、大切なのは、毎日継続することです。
休日は、まとまった勉強時間が確保できるので、対策問題集や参考書を読み込んでいく時間に最適ですね。
休日 問題集多め。問題を解いて解説を読み込む
それでは、次に独学の方におすすめする教材についてお話をしていきます。
独学の方にオススメの教材
日本語教育能力検定試験に関する教材、参考書は年々増えています。
そんな中でも、独学の方で尚且つ、時間が限られている方向けで教材を紹介させていただきますね。
今回紹介するもの以外にも、自分に合う教材があればぜひ試してみてください。
まず1冊目がこちらです。
日本語教育能力検定試験 合格するための本
まずオススメしたいのが「アルク出版社」のこちらの教材です。
日本語教育のトレンドや試験当日の過ごし方もイラスト付きで解説していて、非常に楽しく読み進めることができます。
各分野を専門家の方が解説してくれており、日本語教育能力検定試験の全体像を掴むことができます。
それに加えて、問題の質もさることながら、解説が充実しています。
誤答に関しても解説で触れているので、幅広く周辺知識を学ぶことができます。
問題を解き終えたら、必ず解説を隅々まで読み込みましょう。
こういった流れで正答だけではなく周辺知識もつけていきましょう。
こちらの教材で本試験の大枠を掴み、全体的に理解を進めていくのがおすすめです。
日本語教育能力試験完全攻略ガイド 第5版
次に紹介するのが「日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド第5版」です。
※ちなみに私は第4版を使用していました。
ヒューマンアカデミー出版の教材です。
日本語教育能力検定試験の出題範囲を全て網羅している唯一無二の教材です。
1冊しか買えないのであれば、マストアイテムとなります。
業界内では「赤本」と呼ばれてもいます。
教科書に近いもので、問題を解いていくというより、読んで内容を深めていくものになります。
テキスト部分以外にも少ないながら確認問題もあるので、
その都度、理解を確認しながら読んでいくことができます。
デメリットとしては、本書はかなり分厚いです。
じっくり読んでいると、読み終わるときには、最初の内容を忘れてしまった・・・ということになりかねません。
この教材は問題を解いていて、分からなかった分野があれば、この本で解説をしっかり読むようにしましょう。
参考書のような使い方ですね。
とにかく一から最後まで読んで理解するのは時間がかかるためあまりオススメしません。
理解できていない分野の内容を都度読むことで、苦手分野を克服していきましょう。
日本語教育能力試験合格問題集 第3版
先ほど説明した赤本と同じくヒューマンアカデミーさんの教材で、
実績ある講師の方々が執筆に携わっています。
※私は第2版を使用していました。
第一部では各分野の問題演習、第二部では模擬試験が掲載されており問題数が豊富です。
そして、こちらの問題集も答えだけではなく、解説が非常に充実しています。
誤答の選択肢の言葉も説明できるように、解説をとにかく読み込みましょう。
音声CDもあるので、問題Ⅱの対策も可能です。
解説が充実していることで苦手な問題Ⅱの点数アップには本教材は欠かせません。
日本語教育能力試験合格問題集 過去問題
①〜③までの教材で基礎を叩き込んだ後に、いよいよ過去問を解いていきます。
答えを覚えるくらいまで内容を覚えて、誤答も説明できるレベルにしましょう。
過去問題の取り組みに関しては、10月末に日本語教育能力検定試験があるので、
最低9月上旬には過去問に取り掛かりたいところです。
ここでまずは7割を目指しましょう。
そして間違った問題は本試験で間違えることがないように、あやふやにせず赤本で意味を確認しましょう。
過去問と全く同じ問題が出ることは稀ですが、
似ている問題や選択肢には勉強した内容は多く出題されます。
出題傾向を知るためにも、過去問題は欠かせないアイテムの一つです。
3、4年分解いていくと似たような問題が出ていたり、問題の出題傾向に気づきます。
最低でも3年分くらいは解いておきたいですね。
・問題集をいくつかやってみたけど、本番で点数が取れるか心配
・できるだけ短期間で合格を目指したい。
「過去問題と全く同じ問題は出ないから、しなくても良い」という人もいるかもしれませんが、
過去問を3年くらい解くと前後の年で似たような問題(頻出問題)に気づくことができます。
本試験対策には過去問を解くことは欠かせません。
私は3年分解きましたが、5年は解いた方が良いという方もいるようですね!!
まとめ
独学で合格のポイントを解説してきました。
3か月程度の時間でも毎日勉強を継続することで確実に点数が上がっていきます。
公認日本語教師から登録日本語教師へと新たな資格の創設が進んでいる中、
日本語教育能力検定試験の合格も非常に重要になってくるでしょう。
・繰り返し解く。(3回以上)
本試験は独学でも十分に合格は目指せます。
私は夏から勉強し始めたので、3か月は集中して勉強しました。
現職の日本語教師でしたが、試験対策をしないと答えられない問題が多くあります。
ぜひ覚悟を決めて試験勉強に挑戦していきましょう。
そこで勉強したノウハウをYouTubeに投稿しているので、ぜひそちらもぜひご覧くださいね!